Lambdaカクテル

京都在住Webエンジニアの日記です

最近のはてブが怖い

さいきんみんな殺気立っているのか,正しさに敏感になっているのか,ちょっとしたことでプチ炎上みたいになって,びっくりした筆者が記事を消してしまう,というのをよく見ている。

b.hatena.ne.jp

インターネット,そのへんの路上で喋っているようなものだと思っていて,批判する側の論理としては,公開された場所なのだから批判されるのも承知でいなければならない,ということになっているけど,いきなり路上で立ち話している人に向かって批判を展開したり,暴言を吐いたり,レッテルを貼ってくそみそにけなすようなことは普通しないと思う。インターネットではそれがまかり通っていて,昔はまあそういうものだったけど,今は人口も増えて,話される話題も多岐にわたっているし,玄人も素人もいるはず。インターネットでは礼節が失われがちなのかもしれない。

たぶんみんな普段から政府や政治家を批判するのに慣れてて,またそれで不満が溜まり気が立っていて,けっこう辛辣な言いっぷりをするのが普通になっているけど,思ったことを書いてるだけの素朴なブロガーにもそういう振舞いでブコメをつける,みたいなのはおかしいと思う。 呪いの刀みたいに,血の味を覚えて彷徨っているような人がたくさんいると思う。わざわざ斬るための敵を探しているような印象がある。そんな事して楽しいんだろうか。はてブは個々人のコメントをつけるという体裁だけど,政治っぽい話題では,はてブにおけるマジョリティが集団で襲って,自分たちが正しいことを納得させるための道具になっているようにも見える。

SNS人口が増えたので,批判する側とされる側との非対称性が強まっているのだと思う。昔は数人にちょっと強めの口調でなんか書かれる,みたいな感じだったのが,今は100人に一斉に罵倒される,みたいな感じで厳しい。

批判されるのが嫌ならプライベートにしろよという主張もなんか違ってると思っていて,インターネットの良い所は知らない人が訪れて様々なつながりや知恵が生まれるところなのだから,プライベートにするのは勿体無いと思う。多様性が生まれないと思う。

意見が殺到するのを緩和するような仕組みがあればいいんだろうか。

自分が好きだったインターネットってこういう感じだったっけ,という気持ちになってきて,そういうのを見ていると無力感を感じてくる。とにかく怒っている人が多すぎる。

disclaimer: 自分ははてな社員ですが,これは個人の意見・感想ですし,今ははてブチームにはいません。