Lambdaカクテル

京都在住Webエンジニアの日記です

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近況

部屋と散らばり具合

部屋の片付き具合と体調は概ね連動しているということに気づきつつある。体調がいい時は部屋は片付いているのだが、体調が悪い時はたいてい床に物が散らばっている。

この二者は相関していることは確かなのだが、これらに因果関係が認められるかはよくわからない。もしかすると部屋が片付いているから体調が良いのかもしれないし、体調が良いから部屋を片付ける余裕があるのかもしれない。

とは言え連動していることは確かなのだから、片付けられる時はなるだけ部屋を片付けておきたい。

自炊

最近全然自炊をしていないのだが、もやしをジップロックに入れて電子レンジでチンするという調理法をネットで見かけたので、久々に自炊をしてみようかという気分になっている。

自分は基本的にあまり道具を使わない調理法が好きなので、ジップロックと電子レンジという規格化された道具を使った調理方法はかなり好奇心をそそられる。

遠ざかったり近づいたり

最近は体調が悪くてあまり仕事でもパフォーマンスが出せないことが多かった。

それに年末から正月という季節のイベントがあったので、どうしても自分の人生について大きな視点で考えてしまうことが多かった。29歳という年齢に突入しているのでどうしても将来のこととかキャリアのこととか結婚とか色々なことを考えてしまう。

それはそうと、そういった大きな視点で普段の暮らしのことを考えてもあまり得るものはないというか、センチメンタルな気持ちになるだけで、自分の暮らしにとっての実用的なメリットはあんまりないんだよなという気持ちもある。

自分から遠ければ遠ざかるほど、実際の自分の暮らしとはかけ離れていくから、本当に自分が何をしたいのかと言うわかりやすい道しるべは見えなくなってしまって、実際に自分の在り様を良い方向に動かすことは難しいのではないか。

そういった意味で、普段の自分に対する態度を改めてみようという気持ちになった。

思い返すと、自分はあまり自分の強い意志というものを持ったことがなくて、デフォルトで一歩引いた見方から自分の主張を決めたりしがちだったし、今もそうなのだけれど、今年は地に足のついた歩き方をしてみようかなと思う。

若くいる

20代も半ばを過ぎた頃から、だんだんと自分の若さという名札に不安を抱いてきて、自分が積極的に若者と名乗るにはおこがましいような気もして、しかしおじさんを名乗るのも、またそれも違う気がして。

さらにメタ的に、おじさんが若者の真似をしているという状態への恐ろしさとか、そういう状態への揶揄的なものをネットで見てしまったりとかで、アンビバレントな感じになっている。

要するに僕は年齢というものにものすごく心が縛られているのだなあと思う。育った環境とかも関係しているのかもしれない。自分は田舎で生まれ育ったので、年齢というものに強いロールが課せられているような環境で育ったのだ。

突き詰めると、僕は、年齢相応の実力を身につけられていない状態への恐怖がものすごくあるのだろうなと思う。つまり他者との比較がアイデンティティのそれなりの深さにまで棘のように刺さっている。

よそ見運転をしていては車はまっすぐ走らせられないように、自分という車があちこちにぶつかりながら傷だらけになって、何もできない何もできないと泣きながらボロボロになっている。

自分が主体だという感覚、これからは自分たちの時代だという感覚、自分達は望まれて世に出ていくのだ、自分達は社会に歓迎されているのだという感覚、そのようなものを自分達は大なり小なり抱えながら社会に転がり出ていくわけだけれど、案外そうでもなくて、打ち砕かれたプライドとか、舵が折れてしまったボートのような感じというか、そういった、実はさっぱり動かない壁に向かって話していたんだなというような感覚が、自分たちを意気消沈させてしまって、そこで若さというものが消えていくのかなと思ったりもするのだ。

でもそうなってしまったのには戦略的な失敗があって、本来ならば動かないようなものを動かそうとしてしまえば、当然それは動かないのだから、動かないものを動かそうとして挫折してしまう。例えばいきなり社会正義を叫んでみたり、世の中を全部変えてしまおうとしたり、無理難題を世の中に通そうとすれば、当然ながらそんなことはうまくいかない。

そういった期待値の低い、限りなく低い、努力を重ねて、砕け散ってしまうよりは、動かせるものを動かして、自分の糧にしていった方がいい。僕は突飛で途方もない夢想家だから、手が届かないところにある青い鳥を、どうしても追い求めてしまうのかもしれない。

そういった手が届く場所と届かない場所との見極めが自分には必要で、届く場所からやっていかなければならない。それを愚直にできる勇気と冷静さが、若さの本質的な部分なのかもしれない。

僕は怠惰だから、インターネットをやっていると、なんでも手が届きそうな気がしてくる。そういった夢みたいな部分もインターネットの好きなところなんだけど。

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