物理に回帰してCD買うようにしている

最近は、好きなアーティストや、「あの曲なんだったっけな〜！」とがんばって思い出すみたいなことがあるような曲は、CDで買うようにしている。

というのも、以下のようなことが起こったため。

ネット帯域がなんか無駄なのではないか？という気持ちになった
サブスクサービスを解約するとライブラリごと消される(人質に取られている)。脱出困難なサービスに音楽資産を預けたいか？
レコード会社の都合や、不祥事とかで配信停止されるリスクを感じた
ログインして、曲を選択して、しばらくすると流れてくるという体験を冷静に考えると、無駄が多すぎる

最初の1つはまあ趣味の問題なのだが、二つめや三つめが問題だった。先日自分はApple Musicの有料プランを解約したのだが、解約後はライブラリが全く見えない状態になる。この事を知っていたので自分はあらかじめiTunesを使ってライブラリをエクスポートしてカタログだけ持っているような状態に移行した。今はYouTube Musicを主に使っているのだが、ここも脱出できるかは不透明だ。仮に脱出できても、プレイリストやライブラリを全部置いていけぼりになるかもしれない。ちなみにApple Musicを脱出したのはサービスがあまりに不安定でWebプレイヤーも使いものにならなかったため。おカネを払ってあのクオリティは悲惨だ。

配信停止のリスクも嫌だった。配信という形態を取る以上は仕方がないのだが、自分にとっては音楽を奪われるようで嫌な気持ちになる。そういう心配をする事自体がもう嫌で、音楽はリラックスして楽しむためのものであるのに、配信停止される心配を内包しているというのはおかしいと思う。アーティストが薬かなんかで捕まったとして、なぜ自分が罰せられなければならないのかという意味不明な疑問と向き合いたくない。

最後に、サブスクは単純にユーザ体験が悪かった。ネットにつないで取りに行くのだから、ログイン操作から逃れられないし、JavaScript満載の微妙にモッサリしたUIで音楽を聞くのは普通に辛い。回線やサーバの機嫌によっては途中で止まる。