我が社では8月から新しい期なので、ここ最近は期末ということで、評価があり、査定があり、ちょっと給与が上がったり、†グレード†は上がらなかったりした。精進したい。
で、どう精進するかねという話をメンターとしていた。グレードを上げるためには、自分の言い方で噛み砕くならば、仕事の次元を1つ上げる必要がある。
仕事の次元を上げるとは何か。
仕事の量を増やすのは想像しやすい。今まで1の仕事が出来ていたなら、2にしたり4にしたりすれば良いのだ。仕事の質を上げるのも想像しやすい。よりきめ細やかな配慮をする、コミュニケーションを意識して他職種メンバーとの連携を密にし、よい成果物を作る、といったものが思い浮かぶ。しかしこれではグレードが上がらない。つまり、良い仕事をするが、コイツに任せて放っておけばなんとかなるだろう、という状態にはならない。
今の状態から仕事の次元を上げると、例えばシチュエーションをコントロールする、といった、より曖昧模糊とした、ゴールすらよくわからない仕事をすることになる。そもそもどうなっていれば良いのかが定まっていないので、そこを適切に設定するだとか、判断に必要な基準を作成するとか、よりメタな立ち居振る舞いが要求されるようになる。言い換えるならば、より広い責任範囲の仕事をやるということ。何も決まってないところからスタートする。ゴールは、何らかの望ましい成果が出ました、というところだ。
漠然とした要求から始まって、どうなっていれば良いのかを考え、それを落とし所とするようなコミュニケーションをしてチームで合意に導き、その達成に必要な仕事を作り、実行し、ブロッカーがないかを監視し、期日までに遂行することが求められる。
この状態が良い状態のはずだ、というビジョンを打ち出して、その状態にチームを引っ張っていく。これは何もないところから、新たに価値の基準を生み出したことになる。カリキュラムを作成するとか、新たに航路を開拓するとか、そういうのに近い。
月並だが、温故知新という言葉がある。だいたいのことは昔の物事から習うことができる。微視的には「前例」とか「ADR」といったものだし、巨視的には同僚の行動パターンだ。同僚の「よい仕事」を見ることで、どういうことをすればよいか分かっていくのではないかと思うし、必要に応じて助けを求めることで、考え方を盗んでいきたい。