僥倖なことに、会社がATOKのライセンスを業務用に買ってくださったので早速インスコした。
ATOKは一企業が作っているので作りがめちゃくちゃしっかりしているし、設定出来る項目が無限にあって素晴らしい。おかげで爆速入力をストレスなく行うことが出来る。
元々自分はSKKを使っていたけれど、最近のIMEは賢いのでSKKのシフトキー使いまくり生活が若干つらくなってきており、乗り換えようかなという気持ちになっていたのだ。
AZIK
ところで、AZIKという入力体系がある。
私はこれのヘヴィーユーザーである。AZIKの要点は、いわゆる一般的なローマ字入力の使われていないキーシークエンスに特定のひらがなの列を割り当てることで、入力時間の短縮を図ろうというものだ。特定のといってもある程度は体系的に割り当てられていて、例えば撥音-ann
は子音に引き続いてa
の直下にあるz
で入力できるようになっている(例: kztz
=> かんたん
)。
一度覚えれば異常な速度で日本語を入力できるようになる上、様々なプラットフォームでサポートされているため潰しが効く(ddskkやAquaSKKといったSKK系列のフロントエンドであれば大抵対応している)。
AZIK on ATOK
では次に何をするのかというと、当然ATOKでAZIKを入力できるようにしなければならない。しかしATOKは標準ではAZIKをサポートしていないので、非公式な方法で設定するしかない。
ATOK用の入力規則は検索するとある程度出てくるのだが、ATOK2017に対応したものはうまく見つけられず、旧バージョン用のものは動くかどうかわからなかったため、自分で全部作ることにした。ATOKはローマ字に対応する規則を全部設定し直すことが出来るため、それで設定した。
どっかにエクスポート用の設定があるはずなのだがまだ見つけられていない。
設定
- AZIKの文字規則すべてを設定した。
- もともとSKKユーザーなので、数字は標準で半角入力になるように設定した。記号類もそのようにした。
- 句読点で自動変換を行うようにした。
- 変換候補ウィンドウは1ー9ではなくASDF...を使うようにした。
-
キーで長音を入力する必要はもうない。半角入力になるようにする。
こうなってありたいことだなあ
記号を入力したときは即座に確定してほしい。
特にオチはありません。