Lambdaカクテル

京都在住Webエンジニアの日記です

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業務端末としてMacを使うかLinux使うか

仕事で、なんか自分のマシンでしか発生しないDockerの謎の挙動があってずっと困っていたのだけれど、実は自分のDockerのバージョンが古いというのが理由だった。自分はopenSuSE Leapで仕事をしているけれど、Leapは定期リリース版で、ローリングリリースモデルのTumbleweedとはアップデート頻度がぜんぜん違う。だからアップデートしようとしてもディストロの限度までしか上がらず、自分のディストロの中では最新ということになっている。

ちなみに今のチームでは自分以外は全員Macを使っていて、環境統一の観点からはMacに揃えたほうがいい、という話もある。個人的にはLinuxのがいいし、社としてはどっち使ってもいいことになっている。チームもWindymeltの思想を曲げようみたいなことは全然しないのでそこは前提としての話なのだけれど、でも他のメンバーが全員Macです、というときにLinuxをあえて使う理由を捻出するのはけっこう難しいな、とも思った。

個人的にLinuxを使う理由はだいたい以下の通り:

  • Dockerがまとも
    • でもお前のDocker古くて壊れてるじゃん(openSuSE Leapの更新頻度が遅すぎる)
  • sedとかのツールセットで変な挙動の違いを踏むことがない(これは他のメンバーがMacを使っていると無意味)
  • 個人的な好み
    • 道具はなるだけ自由なシステムを使っているほうがいい
    • アップデートに付き合わされて新品を買い替えさせられる、みたいなスカムなことがない
    • 個人的に、昔キーボードがペチペチになったときにめちゃくちゃ腹が立った
    • 環境全体を1企業に持っていかれたくない
  • 余計なことしない
  • ポートがたくさんついているマシンで作業できる
  • 安い

加えて、チーム内でMac/Linuxが混交している状況が仮にメリットをもたらすとしたら、以下のようなメリットがありえる:

  • シェルスクリプトまわりの可搬性が上がって、より堅牢になる(でも今時そういうこと気にする必要なくない?という指摘はあった)
  • 多様性があって良い、みたいな雰囲気になる

とまあこう書いてみたように、あえてメリットを打ち出すのはけっこう難しい。今仮に全員がMacで、Linux使いたいです、という状況だったら、導入できないような気がする。どちらかといえばMacのがアプリケーションは充実しているような気がするし、Apple Siliconは速い。管理も楽だとは思う・・・。とはいえ、ブラウザだって色々選択肢があるのが重要なのだし、開発者のマシンがいろいろあってもまぁ、良いのではないか、という感じで自分を納得させている・・・。

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