Lambdaカクテル

京都在住Webエンジニアの日記です

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Scalaの勝手マスコット Scala-kun を作りました

作った

Scalaの非公式なキャラを作った。

GitHubにSVGがあります。CC BY-SA 4.0でライセンスしているので、それに基いて勝手に使ってください。例えば、スライドに挿入したり(スライド末尾や適当な場所にクレジットしてください)、ライセンスを継承することを条件に改変したりできます。

github.com

Scalaキャラ不在の歴史

プログラミング言語Scalaには公式的なキャラクターがいません。そんな中、他の言語では個性的なキャラクターがいて様々な場所にモチーフとして登場しています。

Gopherくん
https://go.dev/blog/gopher The Go Gopher - The Go Programming Language

D言語くん
https://dlang.org/overview.html Overview - D Programming Language

こういうキャラクターがいるとキャッチーで、スライドに登場させたり、なんらかの意図を表現するために効果的に使うことができます。

しかしながらScalaには公式として定着しているキャラがいないのです。

contributors.scala-lang.org

掲示板でもマスコット欲しいよという声はありますが、ガツンと広まっているものはない印象です。

比較的よく見るキャラクターはhttps://x.com/impurepics氏による猫のイラストレーションですが、これは特定のキャラクターがいるというよりは、同じ人が同じテイストのネコを描いているという感じです。 例えばScala Stewardのアイコンとか

github.com

Cats Effectのアイコンもそうだったはず。

github.com

作ることに

といってもスライドでキャッチーなマスコットを登場させたいもので、結局フルスクラッチで自分で作ることにしました。そうすればライセンスも勝手に決められるしね。

基本的に勝手に使ってほしいのでなるだけ緩いライセンスで、しかし改変した場合はそれもCCになってほしかったのでCC BY-SAというライセンスにしました。まず著作権法上の引用はもちろん可能で、加えて自分のクレジットが載っていれば自由に利用でき、さらにこのライセンスを継承することを条件に自由に改変してバリエーションを作ることができます。このライセンスに従う限り、事前の承諾や許可は一切不要です。このライセンスが取り消されることもありません(CCのライセンス上そうなっています)。

使ったツールはInkscapeです。貧乏学生だった頃からずっと使っていたのでサクサク作れました。

どうぞご利用ください

スライドや資料、教科書などにどうぞご利用ください。

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