Lambdaカクテル

Common Lispと自宅サーバにWebエンジニアリングの香りを載せて

エッセンシャル思考読んだ

引っ越しのために本棚から本を下ろしていたら見つけた。そのまま全部徹夜で読んでしまった。自分に当てはまることが多すぎた。そういうわけなので、心機一転、家にある無駄なものを引っ越しのついでに捨てる。

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

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捨てたもの

とりあえず家にある二人がけのソファー捨てるか〜となった。どうせ一人しか座らないし。なんで欲張って二人掛けにしたのか。必要になったら一人掛けを買う。

テレビも捨てようか迷ってるけれど、BD見るのに必要だから助けておく。

姿見は捨てる。そんなに大した顔でもスタイルでもない。

無印で買った折りたたみテーブル。けっきょく使わないので捨てる。

学生時代に買った複合プリンタ。スキャナくらいしか使わなかったが、じゃあスキャナで十分。容積が邪魔なので捨てる。

読まない本。また読みたいと思わないものは捨てた。ありがとネ、という気持ちで捨てる。

無用な鍋とカトラリー。趣味でなかったり使い勝手の悪いものは捨てる。実家から持ってきたり貰ったりしたものなので、捨てる。

声を失ったMDコンポ。声を失ったというのはスピーカーがないからである。喉を失ってからも、USB端子があり、ヘッドホン端子があり、オーディオインターフェイスとして便利に使ってきた。しかしボリュームつまみが破損し、もう居場所が無い。彼あるいは彼女の居場所はどこなのだろう。壊れた家電の行く国で幸せに暮らしてほしい。今までありがとう。

ひとまず捨てるものはそれくらいに収まりそう。また引越し先でも段ボールから出さなかった類のものは諦めて捨てることにする。

捨てなかったもの

パソコン。これは流石に捨てない。自宅サーバやそれの仲間もとっておいた。ちなみに前使っていたMac Proは捨てる。とにかく邪魔で困っていた。

ベッドとマットレス。少なくとも引っ越しが終わるまで捨てられない。寝る場所が必要だ。そのうち引っ越しが落ち着いて銭が増えたら高いマットレスを買いたい。ベッドフレームは正直どれを使っても一緒だと思っている。

デスク。無印で買ったオーク材のもの。気に入っているので捨てない。デスクについてきたチェストボックスはかろうじてとっておくことにした。テレビ台になってもらう。

デスクライト。あまり気に入っていないが、機能を果たせばそれでよいし、機能を果たすべきときにはデザインは見えないことがしばしばであるので、デザインのことは忘れることにしよう。

本棚。無印で買ったオーク材のやつ。本棚としての役割をちゃんと果たしている。重いのがネック。お金持ちになったらVitsœのを買いたいという気持ちだけがある。身の丈というのは大事だ。

回転椅子。これも無印で買った。気に入っていない。しかしこれがないと机が機能停止するので、新しい椅子を買うまでのつなぎにするはずだったが、椅子を捨てるのは困難である。

家電類。これは捨てる理由が無い。冷蔵庫が卵とベーコン、そしてグレープフルーツジュースとヨーグルト、ワサビとウェイパーを冷やすだけの機械になっている。一人暮らしの独居男性とは相容れない機械である。ドアにかわいいムーミンとうさまるのシールが貼ってある。 水道屋さんのマグネットは捨てた。 電子レンジはカレーの匂いがしているしとっておく。オーブンは爾来トーストとグラボくらいしか焼いていないが、ハムエッグを作れるようになったので、トーストを焼く役割が与えられた。小型炊飯器は捨てようか迷っている。味がまずいのと、学生時代に一度びっしりとカビが生えたことがあり、部屋のシンボルとしてそこにあるだけの余生を送っている。

圧力鍋。元カノとカレーを作った思い出がよみがえり、様々な思い出がある。けっこう大声でシューシュー言うのでいつも使うたびにビクビクする。蒸気は怖い。高圧流体に対して、人間はあまりに脆弱だ。素人が油圧機械に手を出して悲惨な目にあった事故をたくさん知っている。

洗剤。フロッシュは最高だ。

どこかのスタイリッシュな鍋。人間みたいなピクトグラムが点対称に二人配置された意匠のアイコンが配されている。ドイツっぽい。激落ちくんで磨くと素敵な気分で安い袋麺を茹でられるようになる。

陶器什器など。これも好みでないものは捨てたが、わりと生き残っている。高校のときに好きな女の子から貰ったティーカップなど、様々な思い出がある。運命は残酷である。

枕。一刻も早く捨てたいが、無いと困る。高い枕を買いたい。

目覚し時計。高校卒業の折に記念品として貰ったが、元気に6年近く動いている。ちゃっかり電波時計である。高校名が英語で印刷されている。祖国性がある。

楽器のもろもろ。高校生のときからベースを弾いていた。当時はけいおん!が流行っていたので、クラスのウェイに冷やかされ、怒りが重低音になり、クラス分けに失敗し、入試に失敗し、軽音サークルに入り、肝臓を痛めた遠因となった曰く付きの楽器である。安物。

ガルパンのグッズ。私の青春はガルパンとともにあった。努力が報われるストーリーに己を重ねたかったのかもしれない。だが現実には戦車に女子高生は乗らないし、可愛い女の子はかっこいい男と結びつくのである。冴えない男は救いを求めるのである。経済学をやっていたから俺には分かるんだ。ちなみに響け!ユーフォニアムは、中学校と高校で見た貴族社会然とした吹奏楽部を思い出して胃が痛くなり、失われた青春、記憶にない数年間、同調圧力、いじめ、と向き合うことになる。私にはとうてい青春という言葉で統括できない。なにも響かないのである。

学位記。学位があるので学部を出たことになるのだが、自分でも何をやっていたのかよく分からないのである。地方のしょぼい経済学部とはそういう所である。しかも自分は法学をやっていたので学位は法学である。器用貧乏とはこのことで、どちらもいまいち身に付いていない。しかし法学科を出た人間が法曹になるわけではなく、経済学部を出た人間が経済人になるわけではないように、学部生は商品として財界に出荷されるだけである。せいぜい製造年月日がわかって便利なくらいである。私の知り合いは皆サービス残業、不当な拘束、休日出勤、深夜の呼び出しに疲弊している。それを所与のものとして受け入れるようキャリア教育とやらで教育されてしまったので、なにも言い返せない。

シャワーヘッド。元々ついていたのがあまりに酷く、穴の空いたホースのほうがマシという有様だったので、ホームセンターに買いに行ったもの。ノーベルお風呂賞があったら確実にノミネートしたい。もちろん置いていかない。次の入居者には最悪なシャワーヘッドを味わってもらう。

おわりに

家にゴミを持ち込んではいけないし、容易に捨てられないものを容易に買ってはいけない。大抵のものは捨てるときにお金がかかるので、それだけで負債である。本は二度読まないものは捨てること。お風呂をきちんと洗うこと。おまけのスプーンを貰わないこと。無駄に大きなゴミ袋を買って、無為にゴミだしスパンを長くしてはいけない。お酒を飲みすぎないこと。物件の内覧をちゃんとすること。人間には試用期間があるのに、物件には無い(これは不動産業界の陰謀であり、不当な利権である)。友達と家族を大事にすること。コントロールできるだけの量のものを持つこと。