Lambdaカクテル

集団への盲従を激しく嫌う

MT-03にマウントを取り付けたがちょっと怖い

目をみはれ!

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この時は気付いていなかった・・・

こういうのをMT-03に取り付けたぞ.デイトナの便利グッズ.ふつうスマホマウントはハンドルバーに取り付けたりするのだが,いろいろな都合で傾いて取り付けることを余儀なくされたり,そもそも取り付けるスペースがないときがある.そういうときにこういったパーツで,取り付けスペースを増やすのだ.

これでスマホ取り付け位置を上にずらすことができた.上にずらすと,首を振る量が減るのでお得で,安全.

恐怖!!オーバートルク

ところでこのパーツはマスターシリンダークランプという部品に取り付けた.これは,ブレーキレバーをハンドルバーに固定するためのもの.付属のボルトで,パーツとクランプをいっしょに締め付けるのだ.こういうクルマとかバイクとか,おしなべてパワー系機械のボルトには締め付けトルクというのが設定されている.これは何かというと,どのくらいの力でボルトを締め付けてください,それ以上は締めないでください,という規定である.ゆるすぎると抜けたり,固定する力を充分に発揮できなくなるというのはわかると思うが,締めすぎてもいけないのだ.なぜだろう?

まずボルトがねじで固定される原理は,ねじに使われている鉄やステンレスなどの金属が持つ,引っぱられると元に戻ろうとする力によっている.すでにねじが密着しているとして,ねじをどんどん締め付けていくと,ねじは進行方向に食い込んでいく.しかしめねじ(差し込まれる側のこと)が変形しないとすると,おねじ(差し込む側のこと)は動くことができない.しかし金属は力を加えると伸び縮みするという性質がある.これによりおねじがわずかに伸び,その状態から元の長さに収縮しようとする力でめねじ側に密着する.このとき強い摩擦力が発生し,ねじはゆるみにくくなる.*1

ところで金属でできた部品は無限に伸び縮みするわけではなく,ある一定以上の力をかけると元に戻らなくなる.こうなると収縮する力が弱くなっていくので,摩擦力が小さくなり,かえってゆるみやすくなってしまう.こうなったねじはもう使えない.

で,今回は若干締め付けすぎたようで,後になってからトルクレンチを買って規定のトルクで締めなおした.トルクレンチというのは,トルク(ひねる力)をあらかじめ設定しておくと,そのトルクに達したときにわかる*2ようになっているレンチだ.今の締め付けトルクは問題ないのだろうが,ボルトがだめになっていないか心配だ.フロントブレーキレバーを固定する部品なだけあって,適当にやっているといつかは死んでしまう.俺のバイクはあとしばらくすると1か月点検があるのでそのときに怒られるとして,今はだましだましやるしかない.トルクレンチと元のレンチの長さが違うので,そもそも締めすぎていたのかもわからない.

結論

  • ブレーキまわりはお店でやってもらったほうが確実お得
  • 最初のうちは安全なところにつける(??)パーツを選ぼう

*1:という理解だが,機械の専門家ではないので,厳密には間違っているとおもう.

*2:俺のはカチンと鳴る.