乗りたいと思いつつなんかキッカケもないとバイク乗らないんだよな。ましてやこのコロナのご時世にあっては、そもそも積極的に外出を選ぼうという脳になっていなくて、ファーストチョイスとして家でなんかやるとか、近所に出掛ける、くらいのことしか発想できなくなっていて、己の見識の限界がどんどんコロナによって縮小していくような気がして、それはそれで不安である。脳の中の発想を司る箇所が次第にものを考えなくなっていって、決まりきった、聞き覚えのある事を適当にくっつけて喋るだけの機械になっているのではないと危惧さえしてしまう。それだけ行動範囲が狭まっている。
んで、最近は京都の短い短い春が終わり、初夏が始まろうとしているとあって、バイクに乗るにはちょうど良い具合の空気が出来上がっている。深夜なんかは京都市街を悩ませている鬼のようなトラフィックはある程度姿を潜めているので、初心者ライダーがおちおち練習するにはもってこいという感じになる。そこで丁度さっき、乗ってきた。
ブーブー乗ってきた pic.twitter.com/bzzLrWaHjQ
— Windymelt (@windymelt) 2022年4月23日
とにかく自分は出不精で、バイクのバッテリーが完全にダメになっているのではないかと心配しながらセルをかけたところ、案外(もちろん瞬間湯沸し器のようなレスポンスは望むべくもなかったが)すんなりとエンジンがかかって、おなじみの周期で体をブルブル揺さぶりだしたではないか。一発では掛からないだろう、ともすればジャンプスターターをAmazonで購入させられる羽目になるのであろうと思っていたので意外であった。ありがとうGSユアサ。
GSユアサ最高!一番好きなユアサです!
— Windymelt (@windymelt) 2022年4月23日
そして、とりあえず(行く場所については何も考えてなかった)市内をうろうろして、途中迷って地図を見たりしつつも、駐車場への帰還を果たした。乗り心地も文句無しで、実に素直でやはりトルクがあって頼もしい。 どこかで道を間違えて、平安神宮のほうまで行っていたようだ。でも、まあ案外なんとかなるもんである。ナビを見ながら走るのも良いけれど、ナビ無しのほうがバイクは覚えられるようだなと思った。
ところで最近レブル250あるいは500が相当流行っているらしくて、駐車場にいくつも停めてあった。
実際自分もこれとどっちにしようか迷ってMT-03にしたので、ああこっちが流行ったか、みたいな気持ちであった。MT-03は俺が購入した翌年あたりにリニューアルを果たし、今風のシュッとした感じになった。ABSも付いているらしいけれど、最近のバイクはマジでどんどん高くなっていくよな。環境規制で値上げするくらいなら高級志向で行こう、ということなのかもしれない。まあバイクは道楽なのだからまあ、エエか…………。