Lambdaカクテル

京都在住Webエンジニアの日記です

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MT-03にタンクバッグ取り付け && 美山ツ~リングするわよ

夏!!!!!!!

梅雨明け!!!!!!!!

しかも今回は…………

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オタクなので全部黒い

新兵器タンクバッグ

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GIVI XS307

刮目せよ!!お盆あたりに帰省するにあたって(口実)ツーリング用にタンクバッグを買ったわよ.しかもタダモノのタンクバッグじゃないのよ.

自分が乗っているMT-03はタンクがプラスチックでマグネットタイプのタンクバッグが装着できず,スポーツネイキッド特有のデコデコした飾りがついているので吸盤タイプも使いにくいという特徴を兼ね備えているのだ(やめてくれ)

そこで今回GIVIのタンクロックシステムというやつを購入した.これはタンクバッグを固定できないなら燃料タンクの給油口フランジのネジ穴で取り付ければええんやでという暴力的な製品で,カッチリとタンクバッグを取り付けるシステムなのだ!!バッグは直接取り付けることはできず,車種(メーカごとにだいたい共通だ)ごとにマウントが用意されているのでこれと組み合わせて取り付ける.

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取り付け用パーツは別売りなので備えよう

給油口にネジで取り付けるというと給油が大変面倒そうなイメージがあるが,このシリーズはワンタッチでマウントからの着脱が行えるようになっている上,マウント自体はかなり小さくてデザインを損わないようになっているので実際便利だ.

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赤いレバーを引くとタンクはすぐにマウントから取り外せる

なかなか良いんじゃないですか?

せっかくだしどういう装備なのか紹介してみよう.

マウントと装着

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マウント用パーツと肩掛けベルトが付属する

マウントについてだが,先程述べた通りこのタンクバッグはマウントを利用して取り付ける.しかし注意したいのが,マウントは2つのパーツで構成されているということだ. バッグに付属してくるマウントと,それを適合させるためのパーツがあり,後者は別売りになっている,と考えてもらえれば良いだろう.

自分は17年式のMT-03に乗っているが,以下の部品で問題無く適合した.

装着してみるとこういう感じになる.

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フランジ固定ネジが3本余るので適切に保管しよう

マウントを固定するために,元からタンクフランジを固定していたネジを3本抜いて,付属のネジでマウントを挟むように固定する,という体裁なので,元からあったネジが余る.これを紛失すると査定がめちゃくちゃになるリスクが上昇するのでちゃんと保管しよう.ちなみにマウントは樹脂製でバイクのデザインを邪魔しないくらいのサイズ感なのでこの点非常にポイントが高い.固定の手間を省けるならこれくらい全く気にならない.

バッグを固定するには上から載せて向きを合わせながらちょっと押すだけで勝手に装着される.バッグに入れた荷物の重量もあり,載せて方向を合わせているうちに勝手にロックされる,というのが感覚として正しいように思う.

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側面には反射材が使用されている

各種装備

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防水袋内蔵

まず言っておきたいのだが,このタンクバッグ自体は防水ではない.というと雨に降られたら大変というイメージを読者諸賢は感じるかもしれないが,このバッグには防水袋が用意されているので,濡れてほしくないものはこれに入れておけば良い.たぶんこの袋は底がバッグに縫い付けられているのかな?タンク容量は15Lなので日帰りに必要なグッズくらいなら入るのではないか?実際自分も500mlのポカリと塩タブレット(夏場必須)と自賠責のアレコレと財布とマップルと取り付け工具を入れたが丁度良いくらいだった.サイドポケットにはスマホが余裕で入るくらいの空間がある.

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ケーブルを引き入れられる口が付属している

最近のバイクには充電用USBソケットを装着しているというライダーも多いことだろう.バッグにはスマホを入れられるスペースがあったりと今風の作りなのだが,充電用ケーブルを引き入れられる穴が開いているので,ここからバッグトップのビニールになっているスペース(スマホスペース)にケーブルを導くことができる.メインの荷物スペースには直接引き入れられないようだが,ビニールのスペースを経由させればよいのであまり困らないだろう.

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作りが細かいチャックカバー

タンクバッグの出し入れ用チャックを筆頭に,たぶん全てのチャックはゴムっぽい素材でカバーされる構造になっており非常に心強い.ゴミが入ったり水が染みるということを防いでくれそうだ.

ちなみにメインのチャックは南京錠が取り付けられるようになっていてセキュリティ上有利……かというとそうでもなく,そもそもバッグごと持ち去られるリスクがあるのであまり意味は無さそうだ.基本的にこのバッグは持ち運ぶというつもりでいたほうが良いだろう.

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タブレットホルダー

タブレットややや大きめの地図を入れるために外付けのホルダーが付属している.これはタンクバッグとブラスチックバックル(パチッとするやつ)とベルクロで固定するという仕様になっている.がこれを使う機会は個人的にはあまり無さそうだ.理由は以下の通りで,

  • iPad Pro(11インチ)がギリギリ入らなかった
  • ツーリングマップルRが入らなかった

というもの.

iPad Pro

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実は入る

いや入ってるやんというわけだが,実はこのタブレットホルダー,入口をベルクロでふさぐことでタブレットや地図の落下を防ぐという構造になっている.残念ながらiPad Pro(11インチ)はこのベルクロからはみ出してしまうので,入るが落下リスクを抑えられないのだ.ズルッと落下してそのまま道路に散っていくならまだしも,普通に事故の原因になるので……やめようね!

ツーリングマップルR

ハァ~~~ッ……(ため息)

たぶんページを切り離したりすれば装着できるので,実際に使うときはそうするだろう.旅程表やどこで曲がるかなどを書いたメモを入れておくのも良いだろう.とはいえこのタンクバッグ,タブレットホルダーが視線の真下に来るので走行中の視認は難しいのではないか……

眺め

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普通にメーターは見える

買うまでに一番心配だったのがメーターの視認性なのだが,身長173cm程度の自分ではまったく困っていない.いけるやん!

といいつつハンドル右側に取り付けていたスマホケースが当たってハンドルを右に切れないことが分かったので今回は外してしまった.そのうち別の場所に動かしたい.ハンドルになんか付けているライダーは注意してほしい.

とにかくネイキッドになんかそこそこのバッグ付けたいライダーにはおすすめです.デザインの邪魔にならないし実際優秀.サイドポケットには駐車券とか入れられるので便利ですよ.

そうそう,取っ手があって持ち運びやすいというのも良いですね.といいつつ足にロックシステムが当たるので長時間持ち運ぶのはちょっとダルそう.

美山行くわよ

さて取り付けていると急にこれで走り出したくなってきたのでちょっと出掛けることにした.タンクバッグの相性を確認するという役割がある(口実)

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写真が若干下手

ハッ…ハッ…アッー!アーツィ!アーツ!アーツェ!アツゥイ! ヒュゥー、アッツ!アツウィー、アツーウィ!アツー、アツーェ! すいませへぇぇ~ん!アッアッアッ、アツェ!アツェ!アッー、熱いっす!熱いっす!ーアッ! 熱いっす!熱いっす!アツェ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アー・・・アツイ!

よく考えるとこのバイク,車体からバッグ,メットそしてグローブまで全部黒いのだ……黒い物体は熱を吸うのでとにかく暑い!!!!!!!!ジャケットは黒くなかったのが唯一の救いだ.あと夏用グローブ欲しいですね.効果あるのかしら.

ともあれ無事美山ふれあい広場(通称殺伐広場)に到着.天気が良かったので案の定レーシーな音を響かせるバイクがぞろぞろやってくる.

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ヨシ!

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晴天ヨシ!

帰るわよ

帰り道はけっこう涼しかったのだが渋滞にハマって教習所みたいなノロノロ運転をさせられた挙句汗だくになって終了.京都の渋滞はキツいっすね.

めでたし

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