ツイッターにも書いたが、エンジニアをやってる根源的な動機として、「難しいけどイケてる仕組みを
その一方で、難しい仕組みを
こういう体系的に理解していくというやつが昔から苦手で、いつも無理矢理グワッと理解して押し倒す、というパワープレイをやってしまう。
悪いことに、パワープレイでなんとかする体験を積んでしまうと、その部分を理解したような気になってしまう。実際は辛勝しただけだが、完全勝利した気になってしまう。そうなると遅効性の毒で、プライドは高くなるし、もう
どうしたものか、と思っていたところ、古代文明を探検するインディージョーンズは絶対楽しいはず、なぜならワクワクするから、という気がしてきて、古代文明の謎を解く気持ちで仕様やコードを読むことで、どんどん巨大なコードベースを読んでいけるかもしれない。
そもそも雑に
という話を書いていたら id:tanishiking24 に良いアイデアをもらった。
"理解する"を何か具体的な目標にできると良さそう。
— 👑 (@tanishiking) 2023年7月18日
自分の場合、OSSのコードとか読んで実際にPR出して手を動かしたり、他の人にそれを解説できるようになって初めて、そのソフトウェアのごく一部を分かったという気分になれる
いったんこれができたら理解したって言うことにしよう、という具体的な定性的?なメルクマールを考えるという視点がまったく欠落していたので、今後意識してみようと思う。「どうなったら理解したことになるんだ!」というのではなく、それは実は自分で決めることができた、という話。
ふだんわれわれはざっくりと「理解した」と言っているけれど、それって実はかなり曖昧なコトバだよね、という事に気付けたのが良かった。