Lambdaカクテル

京都在住Webエンジニアの日記です

八瀬行った/考え事のコスパ

昨日の京都.なんかの打ち上げというテイで八瀬に各自繰り出した。肉を焼いたり川に入ったりと思い思いの夏の思い出を見つけては、瞳やファインダーで切り取っていった。

昨年よりも川の流れが若干激しく、また水も冷たく、日差しも控えめだったので結構寒かった。今回初めて八瀬に来るという友達もいて、同じ夏の楽しみを他人に分け合えるのは楽しいなと思った。かくいう自分もしばらく前まではこの川の魅力を知らなかったのだが、今回は二年目とあって、上着やタオルなどをしっかり持参して寒さ対策をして行ったので風邪を引くことなく家に帰ることができた。水の流れにスマホが吸い込まれてしまい、あやうく川でスマホをなくすというしょうもない報告をこの記事に書くところだったが、しつこく川を探して取り戻したときはみんなから歓声が上がった。名勝地で肉を焼いていると顔がヘラヘラしてきておもしろい。みんなヘラヘラしている。

こういうふれあいがずっと消えないでほしい。人がただ楽しんでいる時の顔は、職場ではお目にかかれないものだから。時々忘れそうになるその素敵な顔を思い出させてくれる度に、火花が散って、心の隅まで照らす燈になる。ありえないくらい奇跡的に素敵な人たち。


奇跡が起きている間はその奇跡だけ見ていればいい。奇跡が起きていない間の話もしよう。 昔からの習慣というか、田舎では時間がたっぷり余っていたので、日毎からなんでも考え事をすることが多い。 どちらかというと想像に身を委ねるという言葉のがしっくりくる。だがその副作用として、嫌な思い出を反復再生してしまったり、考え事が渦巻いて心の中に暗雲をたれこませたりしてしまう。

考え事にもコスパがあるのではないか。何か楽しいことを考えているときは楽しい気分になるし、何か実用的な必要に駆られて計画を立てているときは実際に暮らしに役立つ結果が出てくることが多い。前を向いた考え事はコスパが良い。その一方、叶いそうもない恋愛のことだの、未練だの、自分から遠く離れて制御できそうもない事柄の心配だの、考えても出口がなかったり、暗い気持ちになるだけのものはいくら考えても仕方がない。後ろを向いた考え事はコスパが悪い。

コスパが悪い考え事はすぐにやめる。コスパが悪い考え事は思考のリソースを奪っていく気がする。いつも頭の中で滞留して、他の考え事の邪魔をする。結果的にそれは自分の精神面の健康も守れるし、何かを達成するための道を開くことにもなる。しかしながら創造的なアイデアやピカピカ光る言葉の綾は、のらりくらりと頭を巡らせているときにやってくることが多いように思うから、いい塩梅で立ち止まって道端を眺めるように頭を放し飼いにするようにしたい。