Scalaで空文字列をNoneにしたいときはfilterすると良い

こんな文字列があるとする:

val s1 = "foo"
val s2 = ""

これを、以下のような感じにしたいことはまあまあある:

val s1a = Some("foo")
val s2a = None

つまり、以下のようなルールだ:

素朴にmatchを使うこともできる:

s1 match
case "" => None
case s => Some(s)

しかしOptionにはfilterとfilterNotがあるので、先にOptionにしてからfilterすると素直に書ける:

Some(s1).filter(_.nonEmpty)
// equivalent
Some(s1).filterNot(_.isEmpty)

Catsを使っている場合は、.someを使える:

import cats.syntax.all.{*, given}
s1.some.filter(_.nonEmpty)

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逆のパターンはCatsで素直に書くパターンがある。

Option.whenを使う解法もあるとのこと。こっちのが素直でよさそう。

自分は Option.when(s.nonEmpty)(s) を使うことが多いですねー
— かにかま＠脂肪肝 (@ka2_kamaboko) 2025年2月3日

Option.when(s.nonEmpty)(s)