とにかく緊急事態宣言が出て今後長引きそうなので、相当の覚悟をもって家に閉じこもらなければならないことが確実になってきた。
どうせ家に閉じこめられるなら、良い家に、良い部屋に閉じこめられるのが得策というものであり、最近は部屋の環境改善を真剣にやっている。嫌な部屋にずっと居ると、長期的な生産性が下がってしまう。いつも気分はアゲアゲでいたほうがいい。
その一環として、キャンドルホルダーを新調することにした。スツールも買ったのだけれど、その話はまたいつか。
キャンドルホルダー 何
キャンドルホルダーとは、特に説明するようなものでもないのだが、キャンドルを中に入れて装飾する、ガラスや金属などでできたケースである。
自分の場合は、もともとコーヒーや紅茶を温めておくためのキャンドルウォーマーを持っている。キャンドルウォーマーとは、底の深いガラス灰皿のような形をしている器具で、側面には吸気用の穴がある。この上にはティーポットを置くための金属プレートを載せることができる。底でキャンドルを点燈して、ティーポットやコーヒーポットを温めるのだ。
そして、キャンドルウォーマーとキャンドルホルダーで使うキャンドルは基本的に互換になるようにできているので、このキャンドルを流用することができるのだ。
キャンドルホルダーを使ってなんらかの実益が発生することはないのだが、ゆらゆら蝋燭が燃えて和やかな雰囲気になる、という点が良い。
iittalaのキャンドルホルダー
キャンドルホルダーをはじめとしたガラス製品で有名なのがイッタラである。フィンランドの会社で、北欧インテリアを支えるメーカーとしておなじみである。ついついiittallaと書きそうになるが、iittalaが正解である。最初の2つは2文字重ねると覚えると良い。
イッタラにはいくつかのシリーズがあって、そのうちの多くはキャンドルホルダーを擁している。有名なのがカスヘテルミというシリーズで、会社の東京オフィスでみかけたことがある。
今回はシンプルなインテリアにするかな~と思ったので、シンプル寄りのキビというモデルを選ぶことにした。
キビにもいくつかのカラー展開があるのだけれど、ただのクリアはあまり味気が無い、しかし派手な色をいきなり選ぶのもな~というオタク心理により、グレーを選んで購入した。
んで待つこと数日。頑丈な箱とたっぷりの緩衝材とともにそいつはやってきた。
グレーと書いてあるけれど、太陽光の下では濃い紫のような色が出る。人工光の下では青黒いグレーになるのが面白い。
火をともすと、内側に照り返しの模様が出て美しい。炎の色は変わらない。
2000円ちょいで良い気分になるので、おすすめです。ずっちりしていて高級で、所有欲も満たすことができる。