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キーボード界隈におけるPLT(アビエイター)コネクタ文化

Twitterを見ていたら、 id:naoya さんがキーボードの写真を投稿していた。

コントロールキーの記号が面白いが、それよりも自分はコイルケーブルと謎の端子が気になった。いにしえのPS2端子だろうか?でも今時そんなもん使うか?

気になったけど調べようがないので、本人に訊いてみたところ、そういうケーブルが売られているのだという。

メーカの独自端子かなと思っていたところ、そうではなく、汎用品の規格でそういうものがあるらしい。コネクタ部分はPLTコネクタと呼ばれ、商品名はアビエイターコネクタとして売られている。

unemoto.com

(自作)キーボード界隈ではこのコネクタはそこそこ広いシェアを持っているようだ。自分も電子工作をするので分かるが、この手のコネクタはパネルの面に直接締め付けることができるので工作しやすい。USB端子を付けるよりも圧倒的に楽なことも手伝って、シェアがあるのではないかと思う(自作キーボードはしたことがないので、全く見当違いな事を言っているかもしれない)。

Apexやってるのでアビエイターがどういう意味かは分かる。Aviator、つまり飛行士*1のことだ。航空業界で使われているのだろうか。ググった限りではぜんぜん分からなかった。

調べた限り、PLTコネクタは特にISOなどでの標準化は行なわれていないように思えるが、広く使われているのだろう。また、4ピンのものだけをPLTコネクタと呼ぶのではなく、PLTコネクタは円形でネジ止めをするコネクタのシリーズ名だ。

naoyaさんが書いている通り、実用性があるのかは謎だが、カッコいいことも立派な実用性だ。それに、USB端子よりは(特に、micro-B端子よりは)頑丈そうだ。自分は頑丈な端子が好きだ。

しかし頑丈な端子方向で行くと、自分は楽器もやっていたので、ロッキング機能付きの4極のXLR端子で良くない?GNDを先に接触できるし・・・と思ってしまうが、まあ好みは人それぞれ。だいたいXLRはめちゃくちゃデカくなってしまう。

*1:飛行士のことをアメリカ空軍ではパイロットと呼ぶ。水先案内人との混同を避けるため海軍ではアビエイターという

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