Lambdaカクテル

京都在住Webエンジニアの日記です

Invite link for Scalaわいわいランド

Twitterが直球の言論統制を開始しつつある件に関して 兼 避難所アカウントのお知らせ

3行で

  • Twitterが特定アカウントのツイートをRTできなくした。一線を踏み越えたと考えている
  • これは言論の統制であるし、このまま加速度的に濫用されると考えている
  • 悪いことは言わないから今すぐ別のSNS、マストドンとかにアカウントを作りなさい

統制

今日ごろから、Substackという 記者クラブ/ 通信社的性格の ジャーナリスト多めの(追記1)コンテンツプラットフォーム 組織(noteみたいな感じ?)のツイートがRTできなくなっているたが、現在はできるように戻された(追記3)。

試しにRTしようとしてみてほしい。拒否されるから。

イーロンはあれこれ理屈を付けて合理化するのだろうが、スパムでもなんでもないし、どうしたって正当化できるものではない。Twitterは特定の機関のツイートをRTできないように統制した。これが事実だ。そして、そういうことをするサービスになってしまった、サービスが変節したと自分は考えている。それに、こういう例外はあっという間に濫用されることは歴史の証明するところである。

これまでもいわゆるシャドウバンといった形式での統制はまことしやかに囁かれていたし、クオリティコントロールの名目で正当化されてきたが、今回のようにRTを露骨に統制されたことはなかったし、これは越えてはならない一線だ。

ちなみに、これを引用することはできるが、引用したツイートも同様の規制を受ける。

今朝もいろいろあり、はてブとうまくTwitterがつながらなくなっているのだが、さらにこの件が発生したことにより、自分の中でのTwitterという組織に対する信頼は失墜している。キラキラ左翼に毒されたTwitterの偏りを直すというイメージをふりまきながらやってきたイーロンがやっていることはまぎれもなく破壊であり、単にいい歳こいた独裁の王になっている。彼が喝采を浴びながら倒しているように見えるものは実際はTwitterという思想そのものであり、それを賞賛する一部の利用者は何が破壊されているのか気付いていない。

今はイラストレータや言論人、様々なオタクやふつうの人といった、日本のネットユーザという豊富な資産を抱えているから良いだろうが、Twitterが向かっているのは滅びの道だ。しかも、善意で舗装すらされていない。柴犬で遊んでいる場合ではない。

マストドンやMisskey、PleromaといったFediverseに避難アカウントを作ることを強くおすすめする。 何もこだわりがないのであれば、mstdn.jpあたりをとりあえずファーストチョイスとして選び、必要に応じて引っ越すとよいだろう(マストドンには引っ越し機能があり、引っ越しましたよということを表示できる。ただし、フォロワーはそのまま引き継げないようになっている)。

mstdn.jp

docs.joinmastodon.org

避難所

僕はTwitter以外のアカウントをFediverseに持っています。

自分はここにいます。

mstdn.takuya-a.net

plrm.capslock.dev

インターネットコミュニティを破壊するのは楽しいか?イーロン

おまけ

なんでやねん

追記1 (2023-04-08T22:43:00+0900)

Twitterが直球の言論統制を開始しつつある件に関して 兼 避難所アカウントのお知らせ - Lambdaカクテル

substack はプラットフォームとして通信社とか報道的な性格はない(ただし有料の記事配信に特化してるのでジャーナリストの書き手は多い)。substack が twitter 的な機能付加を検討してるから競合を嫌った?という観測はみた

2023/04/08 22:30
b.hatena.ne.jp

通信社といった報道的な性格ではないがジャーナリストの在籍は多いとのことでした。情報ありがとうございました。修正いたします。

追記2 (2023-04-09T01:56:00+0900)

同僚がビックリドッキリメカを作ってくれて、ツイートするとマストドンにも流せる仕組みが発明された。ぜひどうぞ。

www.mizdra.net

追記3 (2023-04-09T16:45:00+0900)

寝て起きたら、RTできるようになったとの情報が多く寄せられていた。制限は解除されたのかもしれない。しかし論旨に変わりはなく、Twitterは恣意的なRT制限を行ったし、自分を始めとする人々の信用を損ねたことに変わりはない。

★記事をRTしてもらえると喜びます
Webアプリケーション開発関連の記事を投稿しています.読者になってみませんか?