Lambdaカクテル

京都在住Webエンジニアの日記です

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ゴチャッと必要な情報が詰め込まれた標示に萌える

産業機械とか大型機械といった、相応に注意しながら操作しなければならないモノとかに貼り付けられている、ゴチャッとした、しかし必要な情報が詰め込まれたフォーマットが好きで、発見すると画像を集めてしまう。 萌えは死語っぽくなってないか?と思うけど、この感情を表現するために一番適切な言葉は萌えだと思う。

石油ストーブの横

特にワクワクするような内容は書かれていないのだが、なぜか読んでいるとワクワクする。

ボイラーがある職場

実家ではボイラーといえば湯沸かし器のことだったのだが、都会に出てくると誰もボイラーと言ってなかった思い出。ボイラーと言っている家庭があれば教えてください。

MRI

医療系は命にかかわるのでゴチャッとしているが、誰にでも分かる必要があるので派手になっている。

左は艦内閉鎖といって、ハッチやドアを開けていいか閉めてていいかが決められていることを示す記号である。軍艦はハッチのコントロールを徹底することで、火災・浸水・戦闘のダメージから区画を保護する仕組みになっている。開けろと書かれている場合は開けていなければならないし、閉めろと書かれている場合は閉めなければならないのだが、その条件が事細かに決められている。

右は配管に何が流れているかを示す記号である。

JIS規格であろうレトロな字体に「NBC防御上必要とする場合、閉鎖」という物騒な文言が登場する。「戦闘通路」という専門用語っぽさ満点の要素があるのも良い。

font.kim

軍艦2

総員離艦、要するにもう艦を放棄して脱出しますというときの心得が書かれているプレート。脱出なのでかなりマズい状況なのだが、脱出しても普通に死ぬことがあるようだ。あと唐突にサメが登場するのが萌えポイントが高い。

米軍基地

「致死的武力の行使が許可されている」という、おそらくここ以外では見ないであろうワードが飛び出す。

軍用機の脱出装置

戦闘機のフタみたいなコックピットのことをキャノピーと言うのだが、あれは非常時は外からも外せるようになっている。おそらく火薬で吹き飛ばすのだろうが、その手順が書かれている。

ダイレクトボックス DI-1。要するにアンプみたいなやつ

内部の回路図もそのまま書いてやろうという商品。一種のスケルトンみたいな感じでかっこいいと思う。

薬のパッケージ

ヘルムート・シュミットの有名なデザインなので知っている人も多いと思う。しばらく前に京都で展示をやっていた。

www.dnpfcp.jp

危険物ラベル

www.nyktmarine.com

ハッキリした色彩とわかりやすい標示。

まとめ

これを分析していくと、誰でも理解できなければならないという事情から明瞭な言葉選びで文章が書かれている中に、事故やひいては死に直結する環境特有の非日常的な語彙が紛れているのが、面白いポイントなのかもしれない。ある意味デザインの完成形とも言える。

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