それしか取り柄のようなものが無いから、プログラミングができる自分に我を見出してしまっているようで、たとえばその日に何も誇れる成果がないと、すごく悔しくて辛い。
きっと自分は、成果を出す自分しか認めていなくて、愛してないのかなと思う。それはきっと不幸なことで、何もない日というのを噛みしめられないし、地道な努力に耐えられないということだと思うから。
周りと比べちゃうのがいけない。時間をかけて成果を出す人がたくさん身の回りにいるだけで(インターネットを通して見えるものも含めると)、たくさんの成果がどんどん生み出されているように見える。自分は焦る。周りに優れた同僚がいるのでなおさら焦る。落第の恐怖を思い出す。
つまずいたりスランプに陥ったりした者が、自力で自分のペースを保つことはあまりに難しい。正論はアドバイスにはならないし、かといって慰めがブレイクスルーになるわけでもないからだ。
技術力で食っていく故の不安みたいなのは確実にある。現実は変えられないので、不安を消すために、いろいろな考え方を身につけるのがいいのだろうと思っている。答えはまだ無い。
最近これを読んだ。ゲームだけで不安の中を戦ってきた物語と、今の自分が、少し重なる気がした。
- 作者: 梅原大吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/04/02
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