Lambdaカクテル

京都在住Webエンジニアの日記です

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「何故」と「じゃあどうする」のバランスと、その適切な按分について

何か困り事があってそれについて考えている時、「なぜそうなるのか」という原因に着目する考え方と「じゃあどうするか」という解決を志向した考え方との2種類があると思っている。 前者は原因を掘り下げていくことで根本的で完全な解決を目指そうとする運動の中に自分を位置づけている。 その一方で後者は問題自体を解決してしまおうという実践的な立場に自分を置いている。それはなぜなのか。そしてどちらをとるべきか。

結局のところどちらが完全に良いとか悪いとか一概に決めることはできない。 要するにバランスの問題であって、 思考の道筋が袋小路に入ってしまわない程度にバランスが取れていればそれで良いのではないか。 どちらか一方に傾けすぎると 思考が発展しなくなってしまい 問題の解決も望めないか、原因にたどり着くこともできない。 自分はそのバランスが存在するということを気に留めていれば良いのだ。 気に留めてさえいれば、思考の天秤が片側に傾きすぎた時にそれを元の位置に戻そうとする努力ができるようになるからだ。

実際のところ自分は前者の側に思考を傾けてしまうきらいがあるようで、 結局のところ何も解決できずにモヤモヤだけが残るといったことが頻繁にあるようだ。 そしてこの思考の天秤の作用について考えるまでは、こうやって思考がどちらかの側に振れるということを意識することもできなかった。一歩前進である。

しかし俺はこういった備忘録を書きはするのだがすぐに書いたことを忘れていつもの日常に帰ってきてしまうのだ。なぜ?じゃあどうする?

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