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京都在住Webエンジニアの日記です

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考えているようで考えていないとき

考えているようで考えていないことがあるので直したいと思っている。

考えているようで考えていないというのは、何かを考えているときに自然と紋切り型の言葉が自然と紡ぎ出されてしまう現象。 慣れている語彙とか言い回しが勝手に出てきて、あたかも「それらしい」考えを作ってしまう。 でも実際は本心ではそういう事は思っていなくて、「それらしい」考えを手軽に作って、「正解」を導いてしまう。 先生に質問された優等生みたいな思考を行ってしまって、それはもはや思考ではなくて演繹に近い。

なぜそうなってしまうのかというと、その近辺の知識量が絶対的に不足しているから、脳が勝手に類推して話を進めてしまうのかもしれない。知識を得ることで正しい思考ができるようになるかもしれない。

「正しく考える」というのは実際難しくて、考える事について考えるという面倒な作業をやらなくてはいけないから大変。 あまり知識がない分野に頭を突っ込むと、知識不足も相まってわけがわからなくなってしまう。

疑問があってそれについて考えようとするとき、まず行わなければならないのは、その話題についての既にある著書を読んで基礎知識を得ることで、多くの場合それで十分なのではないかと思う。そうでもしなければ、面倒な大人が増えるだけだ。

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