アに凝っている。というのもコロナで外出もままならないためで、この災厄がいつ終わるとも知れないので、家で受けるストレスは洒落たインテリアである程度緩和されるためである。
どういうことをやっているかというと、間接照明を置いてみたりスツールを購入してみたり、クッションカバーを更えたりしている。
インテリアで大事なのは統一性だ。様々な物体をいい感じに置くとして、部屋の中を一貫したテーマが貫いている状態だと、一般に良い部屋だとみなされる。色で言えばモノクロになってるとか、暖色で統一されているとか。素材で言えば木材中心か鉄中心とか。和中心とか洋中心とか、そういうことである。
で、そういうベクトルをいくつかまとめたものがいわゆるテイストというもので、例えばカフェテイストはモノクロ中心で黒く塗られた鉄と木材が組み合わせられていて、黒板みたいなのが置いてある、みたいな感じ。
そういうテイストのうち自分が好きなものはどんなものなのかについて考えておくと、今後インテリアをやる上で役立つだろうと思い、まとめてみることにした。
北欧テイスト
おおまかな傾向として、自分は北欧テイストが好きで、このあいだ購入したスツールもArtekというメーカーのやつだ。
北欧テイストの特徴は、明るい木材の多用や透明感、自然との一体感を重視しているところが大きい。
ので自分が好きな要素をまとめる。
- 自然
- 屋外と屋内とがいい感じに調和している
- といいつつ、かなり隔絶したような要素もある
- 透明感がある
- 適度な孤独
- 光線を意識している
こんなところかな?
社会から自分を守るためのものとしての家
家とは砦である。世の中には色々な人がいて、だいたい分かりあえないもんなのだが、まあ分かりあえないのは仕方がないとして、家の中では自分が中心でいることができる。世の中がどんな正義で荒れ狂おうと、家だけは(家賃を払ってさえいれば)絶対に守られる聖域である。
自分の好きなテイストも、例えば旅とか隠れ家みたいなテイストが好きで、ようするに文明の喧騒との隔絶を志向しているところがある。これをちょっと掘り下げてみる。
- 孤独(solitude)
- 時間がゆっくり流れる
- 「今」の放棄
- 独占
- ひだまり
- 航空機、旅
特にオチはない
特にオチはないのだが、今後そういうテイストで家をやっていくことにする。普段はこういうことをScrapboxに箇条書きでワーッと書いているのだが、それだと貯まる一方で特に役立つこともないので、こうして構造化した形でアウトプットすることにしたのであった。