実績を解除なんてユーモラスに書いていますが本当はこんなの解除したくないし救急隊員だってなるだけ運びたくないしお医者様は来てほしくないに決まっているけど運ばれてしまった以上はユーモラスに書いてやろうというわけです。医療システムに感謝。
ジムで運動した後でジュース飲んで休憩していたら急に眩暈がしてきて気分が悪くなってきた!目の前が見えなくなっていく!気張ってもぜんぜん良くならない!ンーこいつは倒れるやつだ!と分かったのでたまたま近くにいたお兄さんに救急車呼んでクレメンスンゴやで・・・みたいなことを丁寧に言ってたらその通り気絶して倒れてしまった。隊員がやってくる頃には意識復活してたけどおとなしく搬送されることに。気絶している間に15cmくらい腕を切ってしまったのか血が出ていたので隊員がたまげていた。お兄さんありがとう。
歩けたので地階まで歩いてからストレッチャーに載せられて救急車にスロットインし、保険証持ってるか?誕生日は?実家どこ?などと聞かれつつ対光反射とか左右で瞳孔の様子がおかしくないか、などを見られる。暇なときに自分はWikipediaを読みがちなので、ああこれは脳幹梗塞を鑑別しようとしているな、低血糖を鑑別しようとしているな、片麻痺がないか確認しているな、などと想像しつつハイ、イイエなどと答えていく。そのうち指にSpO2計と心電図を付けられる。さいわい病院は空いてたのかすぐ搬送される。
ウ〜。信号がないので一瞬で到着する。意識はあるな〜、横のベッドにゆっくり自分で移動してくれい、みたいな感じでストレッチャーから降ろされて心電図を取られる。気絶してたので心臓かなんかを怪しまれている。ついでに既往歴とか、身内に突然死したやつはおるか?みたいなことを訊かれる。
ウ〜ン?ン〜?みたいなことをみんなが言うので何だと思ってたらお前の心電図ブルガダ型心電図ッッ!! レアキャラ!! と言われる。ここで伏線が回収されます
去年も同じこと検診で言われてる〜
まぁ運動して気分悪くなってきて倒れてるからブルガダ症候群の可能性は低いけど念の為その激エロな心電図を循環器医にも見せてくれよ・・・(大意)と言われたので週明けに通院することになった。心臓起因の失神は前兆なく突然発生して(血流が止まるわけだから)瞬間的に気絶するから受け身や防護が不可能なのでヤバいわよ!とのことだった。
そんなこんなで腕もザックリ切っていたので洗われた。この傷は残るぜ・・・(大意)と言われたけどしょうがない。顔だと嫌だけど腕だしまあいいか。そういえば最近劇症型の溶連菌が流行ってるらしいからこういうので副次的に貰ったら嫌ですなー。
まあそういうことで予約しとくからー、ということで会計して帰ることになった。この頃には普通に歩いて帰れるようになっていた。保険証があったので保険が効いて6500円くらい。クレカで払えたので助かった。最近の病院は便利ですな。国民皆保険ありがとうという気持ちでテクテク歩いて帰った。結構家から遠いところに搬送されたので途中で諦めてウーバーして帰った。
教訓
- 保険証かマイナンバーカードは常に持っておくといいぞい
- ないと満額払うことになる。その後で改めて病院に来て払い戻ししてもらうか役所に行かないといけない
- ヤベ〜!と思ったら救急車を呼んでもらうといいぞい
- 呼んでなかったら派手に気絶してたと思う
- 医療従事者の皆様にGratitude...
- わーくにには国民皆保険があり、ぶっ倒れても救急車で運ばれて6500円で診察してもらうことができます、これは誇ってよいことだと思います
- それを支えているのは医療従事者の皆様と租税制度と法制度によるものです
- 今回はありがたく使わせていただく立場と相成りましたが、誰でもこの制度を使える社会を維持していきたいものですね
- ストレッチャーを救急車にスロットインする機構がエロくてかっこよかった