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京都在住Webエンジニアの日記です

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プログラミングと無意識的な思考

プログラミングにおいてよくやるイディオムは、使っているうちに覚えていく。「覚えて習熟していくうちに無意識的にやれるようになっているもの」というカテゴリーがあると思う。こういうときはこういうデバッグ手法がある、みたいな基礎的な事柄は、毎回思考するのではなくて、型として覚えるような領域に入ると思う。

これをより深化していくと、無我の境地というか、無私の状態で思考して、無私のうちに問題を片付けている、みたいな状態になると思う。自転車の乗り方を完全に覚えたので、そこに思考する余地はないし、問題領域はより高次元の、どう目的地に着くかみたいなレベルに上昇しているし、自転車が乗れなかったときのことを思い出せない。達人とはそういうことだと思う。問題に対する対処が型として無意識に潜っているので、本人が意識しないうちに最初から問題が消えている、みたいな状態。

自分はけっこう意識的に考えることを大事にしていて、無意識にあることを意識のレベルにまで持ち上げることを志向していたけれど、意外とそれはうまくいかなくて、意識のレベルに持ち上げることによって本来考えないといけないことを考えられなくなることに気付いた。全てに論理的な裏付けを与えたい、ちゃんとしておきたいという気持ちもあるけれど、実は覚えて型として使ったほうが早いことが多い。だから、覚えてどうにかなることは覚えるという状態にしようと思った。しかし覚えることによって意識下にあったものが無意識下に潜って、そのとき気付かなかった瑕疵が内面化していくみたいな欠点はあるのだろうけれど、そういうことは今は考えなくてもよいのだろうと思う。覚えられることは覚えてしまうといい。

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