読書
自己啓発本みたいな名前をしているが、どちらかといえばその真逆の方向へと読者を誘う本で、アテンションエコノミーで構成されているインターネット、そしてインターネットにもたれかかる度合いを日に日に高めつつある社会に対する抵抗がメインテーマ。物理…
ベルリンうわの空という作品は,ベルリンという街に暮らす作者の生活そして友人との触れ合いを通じて,消費社会へと成長を遂げきった日本では忘れられがちな共同体の暖かみや,シチズンシップの片鱗を描いている. 日常系のまんがは本邦でも一定の規模と人気…
id:hitode909におすすめされたので読んだ。リーダーであるエンジニアのための本だが、リーダーでない自分にも学ぶべき点を見付けることができた。 この本は「チームリーダーの仕事は何か?」を説明する本だ。 大原則として、リーダーの仕事は、「メンバーの…
id:hitode909におすすめされてはいたものの読んでなかったので、休日を使って読むことにしたのが『計画の科学』である。技術と読書の贅沢二本立て。 成果物 成果物1 あたまがよくなりました 成果物2 PERT図(をGraphVizで出力するためのDOTドキュメント)を出…
id:pndykにお勧めしてもらった一冊。タイトルがタイトルだが啓蒙本でもスピ本でもなく、シオランというルーマニア生まれでパリで頭角を現した哲学者、思想家、作家の解説本にあたる哲学書である。もう今時希死念慮は息を潜めているが、この書籍で解説されて…
rootport.hateblo.jp いわゆる「ビジネスパーソン」と呼ばれる人々は、知識を軽視しがちだ。問題を効率的に解決する方法や、アイディアの出し方……マニュアル化された「頭の使い方」をマスターすることに夢中で、知識の蓄積を後回しにしがちなようである。頭…
学び続けることを信条としていきたいid:Windymeltです. 今日技術書典が開かれていることを知らなかったのでid:kiryuanzuによる『なれる!?Webエンジニア』がいきなりTwitterのTLに流れてきたときは「もうそんな時期だったか」と驚いてしまった. kiryuanzu.…
読んだ. 発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術作者: 借金玉出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2018/05/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る
読もうと思って購入したので,メモを残しておきたい.メモなので,内容について保証はないし,私的な備忘録を公開しているというスタンスです. 関数プログラミングは,型で制約条件を表現することで,ドキュメントとそれを作成するために必要なコストを減ら…
大学の友人から借りたままになっていたので,えいやっと読もうと夕飯を外で食べた足でそのままカフェに寄って頁を開いたところ,途中から異常に興奮してきてカフェにいられなくなったので,帰って家で読み切りました.尊いという用語(ジャーゴン)は,このた…
今日は2章を読む.1章はこちら. windymelt.hatenablog.com 2章で中心的に触れられていることは,批評を受ける側とする側とにそれぞれ求められる「心構え」だ. 批評に関わる2つの立場と,心構えの重要性 批評における役割には,受ける側とする側との2つがあ…
会社で話題になっていたので,さっそく手に取って借りてきました. 『みんなではじめるデザイン批評』副題は「目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド」です. 文章がやや重たいような気がしたことから1日1章のペースで読むことにし…
『Web API - The Good Parts』を読んだので,備忘録としてメモしていく. 訳書かと思って身構えていたけれど,和書だったので安心. レスポンスデータのデータフォーマット APIによっては,(XMLとJSONとのように)2つ以上のフォーマットでレスポンスデータを…
田舎の学生生活、多様性が無くなってきて、ゆっくり死んでいる感じで、プログラミングに投入する衝動とか希望みたいなのが無くなってきていて、これはよくない。 実家に帰ってみると、これまた田舎なのでゆっくり死んでいる感じなのだけれど、家族が居たり友…
中学生!!!ライチ!!!薔薇!!!便器!!! サーキュレータと一緒にこんな漫画も買いました。僕が漫画を買うのはおそらく初めてかその程度だと思う。 ライチ☆光クラブ (f×COMICS)作者: 古屋兎丸,東京グランギニョル「ライチ光クラブ」出版社/メーカー: …
僕は人間は基本的に怠惰なのだと信じているが、例外的に勤勉だけど非効率な人間が偉そうにしているのを見ると効率とは何だろうと考えてしまう。 さておき、マジョリティであるところの怠惰な部類に属している僕はいつまでたってもToDoが埋まらなかったりゴミ…
ども。たまたま二冊の対照的な書籍、『本を読む本』と『文章力の基本』を読む機会があった。読み手の側から本と読書との関係を捉える古典的ロングセラーと、書き手の側から文章作成の技術面について捉えた書籍であり、どちらも名著と謂っていいだろう。 まず…
ずっと前から読もうと思っていたけれど、なかなか手が伸びなかった「民間防衛」を大学図書館で偶然にも発見した。 夏の長期貸出がてらすぐに借りてきたが、内容が意外にも充実していておもしろかったのであっという間に読了してしまった。 本の内容は、(スイ…