Lambdaカクテル

京都在住Webエンジニアの日記です

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32歳になりました / 証明済みの信念

25歳ということで、縁起が良いですね。

後ろから何かが迫ってきているのに、後ろを見ることができない。後ろを向いてみても、背中に回り込まれてしまう。そんな夕方のサイレンも鳴り止んだような焦燥感に身体を炙られるけれど、顔は涼しいフリをしている。ここ最近はちょっと停滞していて、今年は調子が悪かったり空回りする、そんな歳だったかもしれない。いよいよ若者を名乗っていいか分からない、そんな年齢になってきたが、当然、分からないこともたくさんあります。二十の自分が、今の自分を見たら、どう思うでしょうか。大人ですごい、と思うかもしれないし、要領の悪い大したことない奴だと思うかもしれない。そんな中でも頑張って泳いでいる。色々な人に教えてもらいっぱなしで、自分が立派なひとかどの人間になった気はまったくしないのであるが、まぁ見なかったことにして、なんでも分かっているフリをしている32歳の若者である。

カンファレンスや勉強会に色々行けたのが今年の収穫かなと思う。色々な人に会ったし、色々なインスピレーションをもらった。インスピレーションというのは対物的な生活では得られないもので、人そのものが対象となったコミュニケーションでなければ汲み上げられない。

自分が自分でいる、世の中の安定した一存在であるということは、自分の中に絶対的な正義というレッドラインを引いておくことなのかもしれない、と思うようになった。それが、人によりけりな個人の自由と、譲らず靡かない普遍的な正義や信念との分水嶺になり、自分と他人とを分かつ境界線にもなる。これまで自分は放任的というか、他人のことは諦めるに限るというスタンスを持っていたけれど、やはりそれは風前の灯で、虚無主義的になってしまう。個々人の境界線というものは、自己完結している。客観的な論理ではなく、主観的な信念によって成る。信念というものは証明済でなくてもいいし、そもそも証明しようのないものである。勇気を持って、「わたしはそう信じる」と言ってみればよいではないか。世の中にさも当然のように流通している姿勢の正しい言説だって、別になにか証明が付いているわけではない。ただ堂々としているだけだ。

ところで、最近不眠症の医者にかかることに成功した。この手の病院はどこも予約が大変だけど、良いところを発見できて便利。この調子で良い感じになってメイクマネーメイクコンテンツしていきたい。

例によって干し芋を置いておきます。Windymeltに投資してみませんか?特に利息が付いたり返金もされませんが、機嫌良く歌ったり書いたりする時間が増え、世界の幸福の総量がちょっと増えます。

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