Lambdaカクテル

京都在住Webエンジニアの日記です

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音は聞こえるけど何を喋っているかわからないんです

ども。僕は耳がちょっと悪い。煮詰めた言い方をすれば難聴気味だ。

 
難聴と聞くと補聴器が思い出される方も多いかと思う。補聴器は聞こえやすくするために音量や音質のサポートをするための機械だ。しかしながら僕の場合、音はしっかり聞き取れるし小さな音もよく聞こえる。小学校の聴力検査に引っかかったことは一度も無い優良な鼓膜の持ち主だ。しかし、耳が悪いのだ。いわば、聞こえているけど聞き取れないのだ。
 
説明しよう。誰かが僕に少し遠くから何かを話しかける。僕は聞こえる。しかし何を言っているのか良くわからない。わからないから聞き返す。「うん?なんだって?」
 
それで、相手はちょっと声を大きくしてくれる。よく聞こえる。よく聞こえるけれど、何を言っているんだ?脳味噌がフル回転する。相手の滑舌が悪いのかな?僕の知らない言語を話す人なのかな?知らない語彙を使っているのかな?
 
結局、何度も聞き返しつつ、僕は相手に近づいて行く。ああ、そう言っていたのか。なるほどなるほど。一度聞き取れたら大丈夫になる。そうしか聞こえないからだ。
 
でも、どうして僕は人が言っていることを聞き取れないんだろう?耳が悪いのかな?でも音自体は聞こえてる。それでも何を喋っているかが理解できずに、何度か聞き返して相手をイラつかせてしまう。他意は無いのだ。
 
ネットで調べてみたら、案外この手の耳が聞こえにくい人達は居るみたいだ。この症状は、感音性難聴というものらしい。

人が喋っていることが言葉として認識しにくい。言葉の全てがボヤけたカタカナの流れのように感じられる。ゆっくり話してもらっても、わかる時とわからない時がある。

集中していないから人の話が聞き取れないのかな?と思った時期もあったけど、どうやらそういうわけでもないみたいだ。

もしかしたら、高校か中学校の頃に拾ったインフルエンザで40度近い熱が出た時に、その辺を司る脳味噌が焼かれてしまったのだろうか?と回想してみる。人の言葉が聞き取りにくくなったのは、その頃からだ。

本当に何度も聞き返してしまい申し訳ない気持ちになることがあるが、本当に何を喋っているのか理解不能な状態なので、そういうのに遭遇したら生ぬるい目で見守って欲しい。

うん?なんだって?

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