ニュースとかで,批判が相次いでいます,という言い回しがよくあるけど,よく考えると批判のようで他人を攻撃するのが目的の書き込みとかがよくあることに気付いた.
キツい文章,読むだけでパワーを使ってしまうので,毒がある文章という表現はまさに正鵠を射ている
— めるくん🎨🍉 (@windymelt) 2020年10月5日
攻撃は批判でも議論でもないんじゃ
— めるくん🎨🍉 (@windymelt) 2020年10月5日
批判や議論はたくさんしたらよいと思う.でも攻撃は違うということに気付いた.
様々な意見を知るのが大事だと思ってニュースのコメントとかを見てはぐったりしていたけれど,そうなっていたのは自分が批判と攻撃とを区別できていなかったからだった. 嫌な事を書き込むためだけの書き込み,それは議論でもなんでもない.それは攻撃であって,まともに相手するようなものではない.
なんにでも扉を閉ざしてしまえば嫌なものは見ずにすむだろうけど,閉鎖的な思考に陥ってしまう.自分はそれは嫌だと思っている.なるだけ多様な世の中のほうが良いとおもっているし,好奇心も強いのでつとめて理解しようとしている.
とはいえ何でも取り合っていたら,なんでこの人はこんな心無いことを言うのだろう,どういう根拠があるのだろう,と思い悩んでしまう. たんにその人は論理的な基盤をもとに批判しているわけではなくて,思い付いたことをそのまま使って攻撃しているだけだったりする. 人間はロジックを探そうとしてしまう生き物なので,異常な人にも言い分があるのではないか,こちらの理解が足りないだけではないかと思ってしまいがち.
批判と攻撃とを見極めることで,ちょうど良い位置を模索できると思う.
そして多分,真摯に批判をしている層と,ただ攻撃をしているだけの層とは,違う層だと思う.
だいぶ心が軽くなった.