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京都在住Webエンジニアの日記です

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金がない

先日ぶっ倒れたり帯状疱疹になったりした。色々あって具合が悪かったのだ。

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したら普通に金がどんどんなくなっていって、自分は3割負担だけど、普通に口座の残高が尽きた。このときばかりはキューバ国民*1になりたいと思った。病気は事前にスケジュール入れたりしてくれない。いきなりくる。もともと体調が悪くて金がないがちだったのと、帰省しないといけなかったので完全に金がなくなった。貧血の薬とかも高いのだ。

金がないと27日前に飛行機を予約したり新幹線を予約したりできないし、ホテルの早割プランを使ったりといったことができない。すべてがギリギリになる。何かを誘われても即断できない。金が足りるかというチェック機構を頭の中で通さなければならなくなるのだ。するとどんどん良い機会を逃してしまう。それは経済的な機会だけではなく、本当に二度と来ない人生の機会だったりする。 この世は金を持ってない人間はどんどん金を取られる仕組みになっている。金で何かをしてより大きい何かを得るというレバレッジがどんどん小さくなり、コスパが悪化していくのだ。例えば自分が無料でカードを使えて、あまつさえポイントまでもらえるのは、リボ払いで困窮している人間から間接的に金を巻き上げているからだ。しかし金がないのは誰のせいでもないから、どうしようもない。資本主義の現実である。

金がないとワーキングメモリがそれに占有されて、頭の回転も鈍くなってしまうし、イライラしやすくなる。今月は持ち堪えられるだろうか、みたいなことをいつも考えているのだ。そうなると、コスパが悪いと分かっていても、ワーキングメモリをとりあえず片付けられる目先の解決策に縋ってしまう。 そうしないと仕事と暮らしの息継ぎができないのだ。家に帰ればお茶を作れるのに自販機で割高な緑茶を買うだとか、自炊すれば安いのにコンビニで割高な惣菜を買うだとか。しかしそれが人間性を繋ぎ止める唯一の手段だったりもする。

*1:社会主義国家であるキューバでは国民は医療を無料で受けられる

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